孙二娘跷脚牛肉(スンアーニャンチャオジャオニウロウ)

『楽山牛ホルモン盛合野菜スープ(980円)』
ライスとスパイスがセットでついてきます。四川省にある楽山市の名物料理「跷脚牛肉(チャオジャオニウロウ)」。初めて食べました。スープからいただくと見た目を裏切る、あっさりした煮込み。ホルモンたっぷりでも、臭みも油っぽさも無し。フワッと八角の風味がある塩味のスープに、セロリやパクチーが程よいアクセント。後味がすこーしだけピリリと辛い。レンゲが進みます。スープだけでもすっごく美味しいっ‼︎

さてホルモンをいただきます。コリコリ・ウニウニ・フワフワ・プルリ。食感が色々で楽しい!量もモリモリで種類も豊富。ハチノス、センマイ、ハツモトは分かりやすいけど、、他はアキレス腱かな、、全部で6〜8種類入っているような。私には謎な部位だらけ。よく分からなくても美味しいなぁ。ライスとも相性良し。あとキャベツもいい存在感です。中国でも「モツ+キャベツ」の組合せはスタンダードなのかな。

小皿に入っていたスパイス。私はスープへ入れちゃいましたが、本場の食べ方としては間違い。お肉を取り出して、小皿のスパイスをまぶして食べるのが正解。後で調べてなるほどー。スープに入れて、辛く味変したのも美味しかったですよ。ただ、、、器の底に唐辛子が溜まってスープを飲みきれなかったのが残念。次は本場のスタイルでいただきます。

メニューその1。注文はテーブルのタブレットから。日本語に変換できます。看板商品「跷脚牛肉」のバリエーション。大根のスープ、胃に優しそう。二日酔いの時にぴったりかも。

メニューその2。麺類。他のお客さんは、麺を頼む人が多そうでした。

メニューその3。「四川楽山のタレつけ串」を2〜4人のグループ客が頼んでて人気メニューに見えました。串で色んな具を食べるの、チーズフォンデュや串カツみたいで楽しそう。今度は絶対食べたい。

ドア越しの店内の様子。ネオンがギラギラでポップ。清潔感はありつつ、全体にオシャレすぎず。私には落ち着ける空間でした。25席ぐらいの店内は、13時過ぎでも満席。数分おきにお客さんが来店。多分みんな中国の方達。20代が多い中、小学生のお子さまと一緒のご家族も。

外観です。オープン間もないようで、お祝いのお花がいくつも届いてます。非常に美味しかったので、本場の楽山市に行ってみたくなりました。
新宿区に住む外国人は、約3万8000人(2022.9.1)。そのうち4割弱が中国人とのこと※。
そのお陰で、色んな地方の中国料理を食べることが出来る高田馬場。面白いです。
※「新宿区 住民基本台帳の外国人国籍別男女別人口」より

【寄稿:りこさん】

住所:東京都新宿区高田馬場3-12-11 1F
営業時間:11:00~23:00
定休日:不明